カジワラトシオ
Toshio Kajiwara
演出 / 音楽
90年代初頭のNYで磁気テープやSPレコードを使った独自の即興パフォーマンスを始める。クリスチャン・マークレイと世界各地をツアー、パフォーマンス・アートと実験音楽のイベント・シリーズ「PHONOMENA」をジョン・ゾーンが監督したスペース「TONIC」で5年間に渡り企画運営。また13年間、老舗中古レコード屋「A-1 Record Shop」の店長として、忘れられた音楽の発掘と再評価に貢献する。帰国後は舞台芸術分野で活動、国内外で演出作品を多数発表。2015年に「ANTIBODIES COLLECTIVE」を立ち上げ、より深く地域活性化支援や芸術教育の分野に貢献する活動の体勢をとっている。
東野祥子
Yoko Higashino
演出 / 振付 / Dancer
10歳でダンスを始める。10代は平崎喬子、20代前半は泉克芳に師事。2000年~2014年「Dance Company BABY-Q」を主宰する。数々の舞台芸術作品を発表し、国内および海外のフェスティバル(アメリカ/フランス/ドイツ/ノルウェー/メキシコ/韓国/シンガポールなど)にも招聘される。ソロダンサーとしても数多くの即興ミュージシャンやアーティストとのセッションを展開。トヨタコレオグラフィーアワード2004「次代を担う振付家賞」、2005 年横浜ソロ×デュオ〈Competition〉+(プラス)「未来へ羽ばたく横浜賞」、2010年舞踊批評家協会新人賞など受賞。2005-2013年まで東京にてスタジオBABY-Q Lab.を運営し、人材育成を行う。また学校教育プログラムでの指導も積極的に行っている。 最近は「HE?XION! 」名義にて洋服デザインや「HE?XION!TAPES 」ではレーベルとしても活動を行う。地域創造ー公共ホール現代ダンス活性化事業ー登録アーティスト。2015年、京都に活動拠点を移し、「ANTIBODIES Collective」として多ジャンルのアーティストとともに国内外にて作品制作やパフォーマンスアクションを実践している。
ケンジル・ビエン
Kenjiru÷Bien
Dancer / DJ
BABY-Qに2005年より参加。国内外の全ての公演に参加し、重要なパートを担う。ソロ活動にて渋さ知らズオーケストラ、舞踏団トンデ空静、発電ポールダンサーのメガネ、ウレタン着ぐるみ造形作家、即興ミュージシャンなど、数多くのアーティストとクラブやライブハウス、野外でのパフォーマンスやセッションを行い、その得意な存在感で見るものを圧倒する。自身のユニット「ZIRUBIENZ」にて作品制作や秋田県アートフェス「ゼロダテ」なども行っている。 また東野祥子の小中学校でのWSアシスタントや、自身によるWS、ミュージシャンのPV出演、最近はDJとしても人気がある。
石橋源士
Genshi Ishibashi
ドラマトゥルク
ドラマトゥルク。92~94年、西麻布のクラブYELLOWにてプレスを担当。99~02年、(財)草月会にて映画監督であり草月流いけばなの家元、勅使河原宏の秘書を務めた後、海外部に勤務。07年、元バットシェバ舞踊団のダンサー、アルカディ・ザイデスの日本公演にドラマトゥルクとして参加したのをきっかけに、ドラマトゥルクとしての活動を開始。仲田恭子(‘08, ‘11)、冨士山アネット(‘09)、森下真樹(‘10)公演にドラマトゥルクとして参加。09年「リゾーム的なM」出演を機に、数本のBABY-Qおよび関連の作品に参加。
吉川千恵
Chie Yoshikawa
Dancer
岐阜県出身。幼少よりかやの木芸術舞踊学園にてダンスを始め、日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。東野祥子作品に参加し、2009年~2014年までDance Company BABY-Qの国内外の全ての作品にダンサーとして出演。WSやアウトリーチでのアシスタントも行う。またソロでの活動としても、ミュージシャン、女優、映像作家と共に作品創作を行う。主な作品に 「han」 「Rinse」「KARE-OHANA」 などがある。 2015年よりANTIBODES Collectiveのメンバーとして様々な活動に参加する。
夏の大△
Sound Performance Unit
大城真(おおしろ まこと)
1978年沖縄県生まれ。東京在住。
電子機器やジャンク・身近な素材を組み合わせて制作した演奏・作曲のための楽器や道具を使ったライヴ・パフォーマンス、またそれと平行して音/物体の振動と光の干渉に焦点をあてたインスタレーション作品の制作等を行っている。
現在は坂本拓也、中村修とのaudio/visualユニットanalogic、そして虹釜太郎、土川藍との1080°としても活動中。
川口貴大(かわぐち たかひろ)
1980年大阪生まれ。東京在住。
2000年より音や光を使用した作品の制作を開始。 音や光を駆使し、空間全体を作曲していくようなパフォーマンスや、インスタレーションを展開している。
現在では100個近い改造カウンターや解体した家電、レーザーといった主に自作したオブジェを空間に配置する作品を制作している。
その作品は美術館からライヴハウス、CDと場所やメディアを問わず多岐に渡り展開されており、通算100公演近くを国内外で行っている。
矢代諭史(やしろ さとし)
1981年群馬県生まれ。東京在住。
2003年より自走するスピーカーや自作の装置によるインスタレーション展示や演奏を始め、同時期より東京墨田区の廃工場を利用した「八広HIGHTI」の運営などを行っている。
ドラムと動くウーハーのユニット「Motallica」としての活動も行っている。
矢島みなみ
Minami Yazima
Dancer
幼少より劇団ひまわり俳優養成所にて演劇を学び、15歳よりジャズダンスを始める。大学生時代、インプロビゼーションとの出会いにより、コンテンポラリーダンスの幅広さ、斬新さに魅了される。2007年イタリアローマにダンス留学後、日本のコンテンポラリー界をウロウロしながら、自身の作品を創作。紆余曲折しながら現在も様々な振付家の作品を踊る。
加藤律
Tadashi kato
Dancer
大学から演劇とダンスを始める。 卒業後は主にダンスの舞台に出演。 東野祥子、かえるP、坂田有妃子などの作品に出演。 その他、演劇の舞台や映像作品への振付の提供や出演も行う。
みなみりょうへい
Ryohei Minami
Performance Artist/Musician
2007 – 08年N.Y.で画家として活動を始める。同時期にメキシコの僻地にてホースキャラバン団体と合流し数ヶ月の遊牧生活による本質的な衣食住や遊びの極限を経験。帰国後、絵画・写真・コラージュ等平面作品を軸とし、映像・音響・廃材・照明・日用品など様々な素材を用いて無意味で内包的な可笑しみをアウトプットした歪んだ実存的気配なる表現を個展や各地レジデンスで発表している。また声・身体・鳴物を使ったフリーインプロや、構成・演出・音響・映像・美術・出演を全て一人で手掛ける単独舞台作品を公演するなどパフォーマンスも各地で発表している。表意味の剥離や歪む空気感など擬える世界観は表現を越境して共通している。一方でネオポップバンド”Mr.Understand”、美術家の水内義人との実験的ユニット”梅干”、ソロの音楽プロジェクトやDJ、ビデオディレクターなど活動は多岐に渡る。
田路紅瑠美
Kurumi Toji
Dancer
17歳より加藤みや子に師事、カンパニーメンバーとして多数の作品に出演。 日本大学芸術学部演劇学科入学時より創作活動を始める。卒業時に芸術学部長賞を受賞。2010年第一回ダンスクリエーションアワード創作部門で第1位受賞。2012年横浜ダンスコレクションEXファイナリスト。 自作のほか白神ももこ、BABY-Q、珍しいキノコ舞踊団、寺杣彩の作品にダンサーとして参加。また学校教材への振付やミュージシャンのバックダンサー、様々なアーティストとの即興イベントなどにも参加している。
尾身美苗
Minae Omi
Dancer
加藤みや子ダンススペースカンパニーメンバー。笠井叡舞踏学校、School of Toronto Dance Theatreを修了。2009年にカナダのトロントで実験バンド”ANAEQ”に参加し、ダンスやボイスを担当。国籍を越え異色なアーティストとのセッションや、即興をメインにダンスの枠を超えた独自の表現世界を探求。近年、UPLINKにて映像+音楽+ダンスを融合したイベントを企画。水曜日のカンパネラのダンサーとしても活動している。
菊池航
Wataru Kikuchi
Dancer
1987年生まれ。2008年よりダンスカンパニー「淡水」を主宰し、振付演出を行う。「意味は無いが無駄は無い」作品で、ライブハウスやギャラリーなど劇場外を中心に公演を重ねる。 その場に居て、立つことから踊りになる過程を実感しつつムーブとしてのダンスを目指す。多層的イメージの扱い方と身体の関係/音/道具/言葉/とのオルタナティブな付き合い方を模索中。 ダンサーとして桑折現(dots)、山下残などの作品に出演。
メガネ
MEGANE
発電ポールダンサー・衣装デザイナー。
Power generation pole dancer/Costume Designer
2009年から、現代美術家・宇治野宗輝、人力発電のエキスパート・板野尚吾の技術協力により開発した世界初の「発電するポールマシン」を製作。
ハードコアバンド黒パイプのダンサー、ミュージシャンとのセッション多数。
2010年鈴木美奈子とのユニット、アンコントローラブ!にて「あたらしいくらし」発表。
2011年3月「自家発電ナイト」企画(TRAUMARIS)、「岡本太郎現代芸術賞 特別賞」受賞
2012年企画展「自由について2 メガネ 片山真理」(TRAUMARIS)、「愛知サウンドパフォーマンス道場オーディエンス賞受賞」受賞。
2013年より毎年アップリンクにてライブパフォーマンス「ドラマ」シリーズを発表。
2014年個展「ヘルシー・セクシー・ビューティー」(TRAUMARIS)開催。
他、ASA-CHANG&巡礼「アオイロ劇場」Black Opera、BABY-Qマルセイユ公演、六本木アートナイト参加
HEAVEN HUG DESIGN
Stage Art Technical Staff / Artist
1979年栃木県生れ。神奈川県横浜市在住。倉持裕二によるアートプロジェクト。2003年よりクラブイベント、野外フェス、コンサート、ステージデザインや美術セットを手掛けている。生命をモチーフに様々な有機的なフォルムをデザインしている。
水曜日のカンパネラ「in the box tour 2017」の美術を手掛ける。
「park hotel tokyo」(汐留)のクリスマス装飾を手掛ける。(2014-2016)
Bayby-Q「私達は眠らない」2010年の公演以降、様々な公演をスタッフとして支える。現在もANTIBOの美術スタッフとして活動。
西村立志
Stage Art Technical Staff / Artist
映画のSET Designer 。大道具から小道具まで想像したものをカタチにできる大工魂を持つ男。
滝村陽子
Yoko Takimura
Production Manager
こども芸術教室KidzLab. /お寺イベントNehanLab.主宰。芸術家による自由な発想を用い、美術・身体表現・ことばと文学表現・伝統伝承と古来の暮らしの風景…芸術という範疇の中で考えられるさまざまなこども出張芸術教室を企画展開する。
松木萌
Moe Matsuki
Dancer
京都造形芸術⼤学舞台芸術学科5期卒業。はなもとゆかとのユニットにて卒業公演の際に⽠⽣⼭賞を受賞。コンドルズ振付コンペディション3位⼊賞。CONNECTvol.4では最優秀賞を受賞。2013年横浜赤レンガ倉庫ダンスコレクションEX出場。京都アトリエ劇研、創造サポートカンパニーに選出され、2015年【OKay?】2016年には【WORMHOLEワームホール】を発表。また、2011年に動画投稿サイトに公開した動画再⽣回数が現在9万回を突破するなど活動は国内外で注⽬されている。
wacky
ワッキー
美術家/シルクスクリーン作家/オブジェクト作家
CLOSEDOPEN”をモチーフに、より自由で真新しい手法や手段を日々模索し、事象として表現しています。
Tact Sato(ifax!)
美術家/シルクスクリーン作家/オブジェクト作家
美術家。絵画、グラフィック、立体造形、音楽の制作を中心に、近年ではネオンサインと植物を組み合わせた空間表現でギャラリーや海、山等の様々な場所で活動中、またifax!名義では様々な録音をまぜた偶発型多幸音響エディットプロジェクトでも活動している。
インスタグラム : @ifaxi
はおにろ
美術家/オブジェクト作家
岡山在住。造形作家として多くの音楽フェスなどにて活動。3児の父。
上野雄次
Yuji Ueno
美術家/花道家
1967 京都府生まれ、鹿児島県出身。東京都在住。
1988 勅使河原宏の前衛的な「いけばな」作品に出会い華道を学び始める。国内展覧会での作品発表の他、バリ島、火災跡地など野外での創作活動、イベントの美術なども手掛ける。
2005〜「はないけ」のライブ・パフォーマンスをギャラリーマキ(東京)で開始。
地脈を読み取りモノと花材を選び抜いて活けることで独自な「はないけ」の世界を築き続けている。
創造と破壊を繰り返すその予測不可能な展開は、各分野から熱烈な支持を得ている。
詩人、写真家、ミュージシャン、工芸家、ファッションデザイナー等とのコラボレーションも多数行っている。青葉市子 大塚咲 扇田克也 狩野智宏 中里和人 中村卓夫 中村卓也 円奴 山下洋輔 矢野顕子 Arto Lindsay (アート・リンゼイ)、Everlasting sprout、Jeff Mills (ジェフ・ミルズ) 他多数
井田 亜彩実
Asami Ida
Dancer
1986年富山生まれ。新潟中央高ダンス部にて本格的にダンス活動開始。
筑波大、大学院舞踊コースで舞踊学を学び、平山素子に師事。
人間離れした動きや独特な世界観に定評がある。
これまでKENTARO!!、平山素子、山田勇気、ディディエ・テロン等の作品に出演し、東野祥子主宰Dance Company BABY-Q(現ANTIBODIESCollective)のメンバーとして活動。
また、Dance Duo「いだくろ」、ソロで自主公演を行うなど、振付家として作品を発表。様々なジャンルのワークショップや、ダンススタジオでの指導、中高でのダンスの授業を行う。
文化庁在外研修員としてイスラエルのMARIA KONG dancers companyにて活動後、2018年より帰国。精力的に活動を展開。
山本泰輔
Daisuke Yamamoto
Dancer
東野祥子の下でダンスを始め、[Dance Company BABY-Q]に2004年ー2014年までダンサー・宣伝美術として参加。国内外の公演に出演する。
その後福岡へ移り、コミュニティダンスと出会う。様々な舞台に参加しながら、音楽家とのセッションや作品作り、ワークショップの企画運営などを行っている。
関根日向子
Kanako Sekine
Graphic designer
グラフィックデザイナーとしての活動の傍ら絵画、写真、映像、ZINEなどの制作にも取り組み展示、販売などを不定期におこなう。2017年よりANTIBODIES Collectiveの公演にフライヤーデザインで参加。近年では幾つかのWSを通じて、かねてより興味のあった身体表現にも取り組む。